まちのシャボン玉ステーション

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

広島に、とても素敵なシェアハウスができました。


今回のシェアハウス探検隊は、2011年11月にオープンした「zuddlife 小町」。舞台は広島県広島市。中国・四国地方でもっとも賑わいのある街のひとつです。

シェアハウスができたのは、その広島市の中でも都市機能が集まる中区。自転車があれば、街の中心部をぐるりとできる贅沢な立地です。

街の中心部ということもあり、周辺には様々なショップや洒落たカフェ、雑貨屋さんが多くあるのも特徴のひとつ。最寄りのカフェまでは、歩いて2分ほどでしょうか。老舗カフェではゆっくりと落ち着きを、噂のニューフェイスでは新鮮な感覚をと、毎日を飽きさせることのない都心部ならではの楽しみ方ができそうです。

立ち並ぶビルの中に顔を覗かせるレトロな戸建ての雰囲気や、インテリアショップさながらの住空間も、やはり見逃せないところ。総じて抜け目のない優等生の広島っ子を、堪能したいと思います。

ちなみに、女性専用物件です。「広島、きた!」と喜んだ男性諸君、今回はぐっとこらえて次回に期待してくださいませ。


路面電車が走る大通りの一本となり、街の賑わいの気配がのこる小道の一角にシェアハウスがあります。

ビルやマンションが立ち並ぶ背丈のある景観のなかに現れる、ぽかんと空のひらけた余白。一癖あるレトロさを感じさせる佇まいと、間口の広いマニアックさ漂う外観です。

玄関まわりには石垣の庭。このコンパクトなサイズ感はかなりユニークです。

しかしこの庭、コンパクトですが侮るなかれ。この通り、ミニミニの池(?)も携える本格派なのです。ただし、鯉は無理です。頑張っても金魚までかと。

正面玄関は、いたってノーマルな仕様。

それでは、チャイムをならしてお宅拝見といきましょう。


(ピンポーン)

おじゃましまーす。がちゃり・・・と。

どうやら、奥へ長くのびるタイプの間取りのよう。リビングにつづく細長いアプローチと、白い階段が印象的な玄関です。

靴箱は若干コンパクトかも。ブーツなど背の高い靴は、必要な時だけ部屋から持ち出すスタイルとなりそうです。

靴箱の上には、ディスプレイスペースになりそうな棚板が渡してあります。写真を飾るも良し、伝言板や郵便トレーを設置するもよし、まだまだ工夫の余地はありそう。


では、まっすぐ廊下を進んでリビングへ。

床材の色や質感が良い感じ。パッと目に映る色が、ほどよく濃くてマイルドです。手前にダイニングとキッチン、奥にソファと、気持ち程度にゾーニングされた空間となっています。

それでは、奥のソファへ足を運びます。

家具の木の風合いと、カーペットのキリムの模様の色合いが可愛く、大人びた雰囲気。ソファに置かれたふくろうクッションはまるで「HUG ME」と言っているようで、心を奪われます。

ソファの背面にはチーク材のシェルフと、風合いの良いデスクが設置されています。

ノートPCでの作業などにも丁度いいかと思いますが、おそらく「ちょっとしたもの」置き場として使われるようになるのでは、と思います。いいんです。便利です。

撮影の時には、こんな感じに可愛い雑貨が飾られていました。奥にちらりと見えるスチール製のスツールも、程良くインダストリアルで良い感じ。

すぐ脇の掃き出し窓からは、デッキが敷かれたテラスに出られます。

ちょっと外の空気を吸いたくなったら、ここでコーヒーを一杯なんてスタイルでしょうか。屋根付きなので、小雨程度なら平気だと思います。

脇にはシャボン玉スタンド。今の時代、粋な人々はタバコでなく、しゃぼん玉をふかすのです。素敵です。

リビングの脇には、美脚効果のあるトレーニングマシンやバランスボールなどが用意されています。

家具を隅によければ結構なスペースが生まれるので、体を動かすことも難なくできそうです。


では、ダイニングを見ていきます。

肌触りの良い四角いスツールと、コテンとしたフォルムが可愛いチェアが並んだダイニング。作業台チックなテーブルは程々の面積があり、料理を並べても余裕の大きさです。

ちょっとした引き出しもついてます。ランチョンマットやカトラリーはここに収納してもいいかも。

ダイニングの脇には大きめのシステムキッチンが設置されています。キッチン下部の収納もたっぷりめなのが嬉しいところ。

シンクも大きめ。お鍋もザブザブ洗えます。

なにかと便利な食洗機もあり。みんなで料理したとき等は、片付けの強い味方となってくれそうです。

キッチン上部の棚は、暮らすごとに使い込まれて良い佇まいとなりそうな予感。

十分にスペースがあるので、調味料ほか、よく使うパスタや香草類を並べたりしても良いかも知れません。


さて、お次に水まわりを見ていきます。

リビング脇にあるバスルームの脱衣室には、ドラム式洗濯機があります。

壁一面に設置された棚も、洗面道具をカゴに入れて各自準備しておくなど勝手よく使えそうです。

洗濯機の対面には、洗面台が設置されています。

ただ、脱衣室の鍵を閉めてしまうと洗面台・洗濯機とも利用できなくなってしまうので、バスタイムは迷惑のかからないよう調整するなど工夫が必要そうです。

バスルームはファミリーサイズ。

窓があるので、換気もしやすくジメジメもしないかと。

ウォシュレット付きのトイレは、ペーパーホルダーもウッド調のものをセレクト。

スイッチはあえて、このレトロなものを選んだのだとか。オン・オフをカチッと切り替えるときの感触がクセになる一品です。


では、1階の専有部を見ていきます。

玄関脇のドアを開けるとこんなスペースに到着。

なにやら不思議な空間。じつはここ、101号室と102号室の共用スペースとのこと。

ちなみに階段を上がった先が101号室、階段脇を降りた先が102号室となっています。

こちらが101号室。

部屋への入り口は引き戸です。

まるっと全面無垢材で作られた部屋は、山小屋のよう。三角の屋根も、愛嬌があって可愛らしいです。

こちらが下段の102号室。天高は2m30cmほどあるので、高さで窮屈な思いを感じることはないかと思います。

ただ、窓が通りに面しているので、多少の人の気配は感じるかも。

振り返ればこのとおり。一段下がって、ちょうど外の地面と同じ高さです。

ちなみに現状ではドアが設置されていませんが、要望によっては取り付けを考えているそうなので、気になる方は事業者さんまで一声かけていただければと。

共用スペースには、それぞれの部屋用のちょっとした収納も設けられています。

ちなみに、共用スペース+101号室+102号室をセットで借りられるプラン(100号室)もあるとのこと。

荷物が大量にある方や、アトリエ空間付きの住居を探している方などは、3つの空間を上手に利用できるのではないでしょうか。1人で使うにしても2人で使うにしても、とにかく活用方法は工夫次第。さて、どのように使いましょう。


では、玄関前の階段を上って2階へ移動します。

階段は傾斜があるので、急いでいる時は十分に気をつけてください。

階段脇の壁には見覚えのあるシルエット。階段にはひつじがいっぱい。スタッフはなぜか胸いっぱいで満足気です。

2階フロアは、廊下がまっすぐ、突き当りにバルコニー、廊下脇に専有部が並んでいるという間取りです。

建物の正面が駐車場として使われていることもあって、抜けの良いバルコニー。物干しの際に嬉しい屋根付き。

天気の良い日は、ここでヨガなんかもありかも。

2階にもトイレはありますが、こちらはウォシュレット機能はついていません。


では2階のお部屋を拝見します。

こちらは203号室。一番広い部屋です。

ぐるっと囲むように設置された大きめの窓のおかげで、開放感があります。日当たりも抜群です。

収納の手前にはカーテンレールが取り付けられていて、中を隠すことができるように設計されています。

脇の押入収納は、奥行きがあります。ハンガーポールの収納と合わせると、かなり収納力は高め。

入り口のドアのある壁には部屋干しできる器具もついています。見られたくない洗濯物対策も万全。

小さな水玉のドット柄も、さりげなくキュートに空間を演出しています。


こちらは206号室。一番バルコニーに近い部屋です。

部屋全体をシックな雰囲気に仕上げている立役者は、ポールが渡されたスペースのブラウンの壁紙でしょう。

ポール上部の棚も、使いやすそうです、

振り返るとこんな感じ。窓からはバルコニーの様子が伺えます。

ちなみに”外”ではなく、廊下側の掃き出し窓に面した窓もあります。

・・・要するに不思議な間取りの部屋であることは間違いないので、現地で確認されるのが一番かと思います。


さて、今回探検した「zuddlife 小町」の最寄駅は各線・中電前駅。平和記念公園入口ともアナウンスされたりします。

路面電車を使えば市内への移動はラクラクとできますし、自転車があれば電車に乗ることも少ないかもしれません。

通りを挟んだ向こう側は、元安川リバーサイド。そして平和記念公園が広がります。最近ではリバーサイドも賑わいを見せているとのことで、散歩にぴったりのコースかも。

各線・広島駅までは25分、JR山陽本線・西広島駅まで24分です。


広島発のキュートなシェアハウス「zuddlife 小町」を運営するのは、「株式会社OKIコーポレイション」さんです。

広島では、まだ数少ないシェアハウス運営経験のある事業者さんです。共用部や各設備などへの気配りはさすがと言ったところ。

ただ、まだまだシェアハウスが地域に根付いていないこともあり、ルールや運営方法については今後も試行錯誤してより快適で楽しくなるようにしていきたい、と語ります。

また、広島に新しい風を吹かせようと色々なチャレンジもしているのも頼もしいところ。インテリアショップさんの協力のもとで家具を揃えたり、広島唯一の気軽にシャボン玉を吹くことが出来るオトナのたまり場「シャボン玉倶楽部」なんて素敵な取り組みもされているそう。

市内中区の賃料相場から見て特別にお手頃プライスとも言えませんが、普通のひとり暮らしよりも、より刺激的で、もっともっと思い出に残る暮らしになることは約束できそう。

どうせなら、満足のいく空間で楽しく暮らしたい。

そんな先見の明のある広島っ子さんは、ぜひコチラからお問合せをどうぞ。


窓辺でのシャボン玉タイム、至福です。

(イシクラ)

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